アメリカ映画を見ていて、よくサントラに起用されるバンドといえば、ビーチ・ボーイズ、クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルなどの他に、レーナード・スキナードの名があげられるだろう。今まで様々な映画でレーナード・スキナードの曲を耳にしたものだ。特に片田舎を舞台にした映画にぴったりフィットする。酒場のカウンターで男女が甘くささやいているバックで、レーナード・スキナードの「Tuesday's Gone」が流れるのは見慣れたパターンだ。『8マイル』ではあのエミネムが「Sweet Home Alabama」を歌うゴキゲンなシーンもあった。これもひとえにレーナード・スキナードがアメリカ人から愛されているバンドということだ。
その音楽の特徴は、カントリーのように馴染みやすく、またブルースのように泥臭いサウンドにある。決してイギリスのバンドでは再現できないアメリカらしい、パワフルでへヴぃでホンキートンクなバンドだ。メンバーも7人と大所帯で、3人がリードギター担当という実に豪快なバンドである。この豪快さから「Saturday Night Spacial」が男臭い映画『ロンゲスト・ヤード』で使われたほどだ。
Pronounced Leh-Nerd Skin-Nerd (73)
Second Helping (74)
Nuthin' Fancy (75)
Gimme Back My Bullets (76)
Street Survivours (77)
---
1991 (91)
The Last Rebel (92)
Endangered Species (94)
Twenty (97)
Edge Of Foerever (99)
Christmans Time Again (00)
Vicious Cycle (03)
【Live Album】
One More From The Road (76)
---
Southern By The Grace Of God (88)
Lyve From Steel Town (98)
Vicious Cycle Lyve (04)