音楽のジャンルで、もっとも可能性の高いジャンルはロックである。
そもそもロックとは何か。8ビート・スリーコードの音楽だけをロックというわけではなく、ハード・ロック、グラム・ロックなど○○ロックと名の付くサブカテゴリーは数え切れないほどある。一般的にロックとは無縁と思われているモンキーズやカーペンターズなども厳密にはロックに分類される。クラシックのようなロックもあれば、ジャズのようなロックもあり、それらは総じて「ロック」と呼ばれる。ロックだけが幅広い意味を持ち、世界のいたるところに浸透している。ロックとは「進化する音楽」であり、いわば1960年代以降の音楽文化の歴史そのものだ。
このコーナーでは、ロックのサブカテゴリーの中でもとりわけ重要視されている15のジャンルについて、代表的なミュージシャンとアルバムを引用して解説している。種々雑多な情報の氾らんにより、ここにあえてロックをカテゴライズするまでもなかったのだが、弊サイトでは独自の解釈により、便宜(べんぎ)的に分類することにした。

ロック
ハード・ロック
メタル
フォーク・ロック
サイケデリック
プログレッシヴ・ロック
ジャズ・ロック
グラム・ロック
パンク
オルタナティヴ
ロックン・ロール
ポップ
カントリー
R&B
ブルース

50年代に流行ったロックン・ロールとリズム&ブルース旋風が、ビートルズの登場により「ロック」となった。ロックン・ロールの特徴だったピアノとサックスのポップなサウンドは、エレキギターの分厚いサウンドにとってかわり、リードギター、リズムギター、ベースギター、ドラムスの四編成による演奏が基本となる。ロックは時代の流れと共に多様化し、進化していくが、昔も今も一貫して変わらないのは、ミュージシャンたちが、自ら作曲し、自ら演奏し、自らが確かな信念を持ってアルバムを一枚の「作品」として仕上げてきたことだ。その原点ともいえる名盤がビートルズの「ラバー・ソウル」(1965年12月発表)であった。弊サイトでは1965年を真の意味での「ロック」の誕生年とし、それ以前のロックは「ロックン・ロール」として区別している。
代表ミュージシャン:ビートルズ、ボブ・ディラン、ローリング・ストーンズフー、ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス、ビーチ・ボーイズ、ドアーズ、レッド・ツェッペリンディープ・パープルピンク・フロイドサンタナ、イーグルス、セックス・ピストルズ、エアロスミス、キッス、U2、ニルヴァーナ

サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
ブルースを基調とするずっしりと重厚なサウンドと、ごつごつしたリフ、アドリブも含めた長いギター・ソロを特徴とするロック。最初のミュージシャンはクリームで、そのジャンルを不動のものにしたのがレッド・ツェッペリンであった。ハード・ロックの歴史は、ドラッグとフラワー・ムーヴメントの歴史であると同時に、ギタリスト・ベーシスト・ドラマーの歴史でもあった。ジミ・ヘンドリックス、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジという不世出のスター・プレイヤーも生まれた。へヴィ・メタルと同義扱いされることもあるが、弊サイトでは区別する。なお、アメリカ南部からのブルージーなスワンプ・ロックも形式的にはハード・ロックに近い。現在はほとんど壊滅状態で、一部のフォロワーがオマージュ的に演奏するだけになった感があるジャンルだ。
代表ミュージシャン:クリーム、ジェフ・ベック・グループ、ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス、レッド・ツェッペリンディープ・パープル、フェイセス、ハンブル・パイ、グランド・ファンク・レイルロード、マウンテン、フリー、ステッペンウルフ、テン・イヤーズ・アフター、オールマン・ブラザーズ・バンド
レッド・ツェッペリン

ハード・ロックの様式美学を追究し、大音量でディストーションのきいた金属的なギターサウンドと、ギンギンのリードヴォーカルあるいはコーラスを売りとするロックを「へヴィ・メタル」と呼ぶ。ヴァニラ・ファッジがその原石であったが、ディープ・パープル、ブラック・サバスがじょじょにその基板を確立していく。70年代後期からジューダス・プリースト、AC/DC、アイアン・メイデン、メタリカなどの活躍により本格的にジャンルとして確立。やがて頭の「ヘヴィ」がとれて、ノリとスタイルだけが残ってさらに様式化し、80年代を象徴するロックの一形式となる。ブラック、ゴールド、レッドなど、服装や髪の毛の派手さも有名になる。売れ筋では、ボン・ジョヴィ、ヴァン・ヘイレン、エアロスミスが代表格。シンセサイザーも使われることが多い。現在も根強い人気があるが、ロック・シーンにおいてこれほど様式を重視したジャンルも珍しく、奥が深い。
代表ミュージシャン:ディープ・パープル、ヴァニラ・ファッジ、ユーライア・ヒープ、ブラック・サバス、ジューダス・プリースト、メタリカ、スコーピオンズ、レインボウ、ホワイトスネイク、ジェスロ・タル、デフ・レパード、エアロスミス、キッス、ボン・ジョヴィ、ヴァン・ヘイレン、イングヴェイ・マルムスティーン、ガンズ&ローゼス

破壊欲

(1)エレキだが、フォーク的、トラッド的な雰囲気を醸(かも)し出すロック。バーズ、ラヴィン・スプーンフルなど。(2)シンガー・ソング・ライターの弾き語りによるロック。ボブ・ディラン、ニール・ヤング、ジョニ・ミッチェルなど。ディランが65年にエレキにシフトして「ライク・ア・ローリング・ストーン」を発表したのがそのブームの発端となっており、イギリスの音楽にも影響を与えた。ロックがフォークを真似し、フォークがロック化していったことは、伝統を重んじる人たちから大いに反発を受けたが、これがアメリカのロック文化(カウンターカルチャー)を語る上でもっとも重要なジャンルとなったことは言うまでもない。
代表ミュージシャン:ボブ・ディラン、バーズ、サイモン&ガーファンクル、ラヴィン・スプーンフル、ママス&パパス、インクレディブル・ストリング・バンド、ドノヴァン、クロスビー・スティルス&ナッシュ、タートルズ、ニール・ヤング、ジョニ・ミッチェル

ミスター・タンバリン・マン

66年〜70年ごろに流行したムーヴメント。LSD、マリファナなど、ドラッグ体験を音楽に反映させたもの。あるいは音楽をもって幻覚状態を表現したもの。あるいはヒッピー文化を連想させる音楽もろもろ。カラフルな色遣いのファッションが特徴。基本形は浮遊感を出したサーティーンス・フロアー・エレヴェーターズ、ブルース・マグースなどで、これらは後のパンクの原点となる。一方でサンフランシスコからはグレイトフル・デッド、ジェファーソン・エアプレイン、ビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニーの御三家が登場する。バーズを筆頭に大部分はフォーク・ロックの系統であったが、そこからハード・ロック(ステッペンウルフ、エクスペリエンスなど)へとつながっていく橋渡し的なジャンルにもなった。ロックの歴史の中では一過性のムーヴメントだったが、ちょうどその最中に大規模な野外フェスティバルが数多く開催されたため、記録映像が多数残っており、ジャンル的価値は絶大なものといえる。
代表ミュージシャン:バーズビートルズサーティーンス・フロアー・エレヴェーターズ、ジェファーソン・エアプレイン、グレイトフル・デッド、ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス、ドアーズ、ホリーズ、ソフト・マシーン、トラフィック、MC5、ホークウィンド

シュールリアリスティック・ピロー
「進歩的なロック」の意。従来のロックにない壮大なスケールと奥深いストーリーに裏打ちされたコンセプト。ときに美しく、ときに物静かで、ときに怒り狂った様子ものぞかせるロック・アートである。ムーディ・ブルースが管弦楽器の演奏をメインとしたロックを発表したことがその起源とされ、キング・クリムゾンの登場により、音楽史に一大ムーヴメントを巻き起こす。キーボード、サックス、フルートなどのサウンドを前面に押し出しているのも特徴だが、1曲が極端に長いそのアルバム構成はまるでクラシック音楽のようだ。大がかりな演出によるライヴ・パフォーマンスの評価も高い。信念を持って演奏し、アルバムを「作品」として仕上げることがロックというのなら、プログレこそ真のロックといえるのかもしれない。
代表ミュージシャン:ムーディー・ブルースピンク・フロイドイエスキング・クリムゾン、ジェネシス、ナイス、アトミック・ルースター、キャメル、ルネッサンス、ジェントル・ジャイアント、ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーター、キャラヴァン、バークレー・ジェームズ・ハーヴェスト、エレクトリック・ライト・オーケストラ
クリムゾン・キングの宮殿
(1)ロック・バンドがジャズ・バンドに近づいたもの。(2)ジャズ・バンドがロック・バンドに近づいたもの。二者は同じようでまるっきり違う。別名「ブラス・ロック」と言われる(1)は、ブラスやサックスの音を大胆に導入してはいるものの、音楽構成はロックそのものである。そこからAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)という大人向けのロックも生まれた。(2)はジャズにロックの解釈を入れたもので、エレキ化されたブラスあるいはひずみの効いたエレキギター、エレクトリックピアノの長いジャムなどが聴き所である。難解な構成の(2)をより洗練させ、つかみやすくしたものが「フュージョン」である。今となってはジャズとロックの境界線はあいまいなものになっている。
代表ミュージシャン:シカゴ、ブラッド・スウェット&ティアーズ、スティーリー・ダン、サンタナ、ジェフ・ベック、マイルス・デイヴィス、チック・コリア、ウェザー・リポート
ビッチェズ・ブリュー
グラムとは「魅力的な」という意味である。見た目にもサウンド的にも、きらびやかな装飾を施し、オシャレで演劇的なロックを披露する。アイドル派マーク・ボランが事故死したことと、エキセントリック派デヴィッド・ボウイ、ロマンティック派ブライアン・フェリーら花形がすぐに別の音楽へと移行していったせいで、ロックのカテゴリーとしては確固とした様式を形成しないままに終わったが、ロック史を語る上では決して外せない音楽スタイルのひとつであることは間違いない。ポップ寄り、オルタナティヴ寄り、ハード・ロック寄りなどに傾向が別れる。別称グリッター(きらきらの)ロック。
代表ミュージシャン:ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、デヴィッド・ボウイ、T・レックス、ロキシー・ミュージック、ブライアン・イーノ、モット・ザ・フープル、アリス・クーパー、ジャパン、キッス、クイーン
スライダー

パンクとは「チンピラ」という意味。70年代NYでロックの原点回帰をテーマとして生まれたシンプルな縦ノリのロック。そこには若者たちの反社会的な精神が込められている。この存在を決定的なものにしたのは、検閲を逆手にとってイギリスでセンセーションを起こしたセックス・ピストルズの功績があったからこそ。やがてそれは名を変え、品を変え、しだいにポップ化していきながら、現代に至る。最も様式的でわかりやすいのはラモーンズ。単純な縦ノリのパンクに肉付けしたポリス、エルヴィス・コステロなどの「ニュー・ウェイブ」、インディーズ・シーンから飛び出した「オルタナティヴ」などとも関連が深い。
代表ミュージシャン:シーズ、ドアーズ、ストゥージズ、セックス・ピストルズ、ダムド、クラッシュ、ストラングラーズ、ジャム、ラモーンズ、パティ・スミス、トーキング・ヘッズ、テレヴィジョン、ポリス、グリーン・デイ

勝手にしやがれ

90年代を象徴する一大ジャンル。オルタナティヴとは「慣習的方法をとらない」という意味。ジャンル分けすること自体バカげている「ロックの雑種」といったところだ。産業ロックの裏側に位置し、インディーズ上がりのバンドも多く、その信念は篤い。同じ傾向の音楽は60年代後期からすでに存在していたが(ジョン・レノン、ルー・リード、フランク・ザッパ、ジム・モリスンなどサイケデリック系のミュージシャン)、オルタナティヴという言葉が使われるようになったのは90年代に入ってからである。その流れの元であるパンクやニュー・ウェイヴなどと同義で使われることもあるが、弊サイトでは、オルタナティヴといえば、とくに80年代中期のマンチェスター発祥のロック(スミス、ストーン・ローゼスなど)から90年代のシアトル発祥の「グランジ」以降にかけての音楽傾向を指すことにしている。
代表ミュージシャン:ソニック・ユース、スミス、ストーン・ローゼス、ニルヴァーナ、パール・ジャム、REM、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、レイジ・アゲインスト・マシーン、ベック、スマッシング・パンプキンズ、オアシス、ブラー、レディオヘッド、コーン、コールドプレイ

ネヴァーマインド
50年代中頃にアメリカでカントリーとリズム&ブルースを基にして生まれた8ビート・スリーコードによる軽快なノリのダンス・ミュージック。ビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツの「ロック・アラウンド・ザ・クロック」に始まり、エルヴィス・プレスリーという国民的なアイドルも誕生した。「ロック」の台頭によって衰退し、現在はオールディーズ扱いになっている。弊サイトでは「ロック」と「ロックン・ロール」はまったく別の音楽として区別する。ロックン・ロールの大きな特徴は、(1)シングル・セールスが主体だということ。(2)作曲者・演奏者・歌唱者が別々のこともあること。(3)大衆を楽しませるための歌謡曲だということ。また、ミュージシャンはロック全般のことをリスペクトを込めてロックン・ロールと呼ぶ。
代表ミュージシャン:エルヴィス・プレスリー、チャック・ベリー、ビル・ヘイリー、リトル・リチャード、バディ・ホリー、ファッツ・ドミノ、ジョニー・キャッシュ、カール・パーキンス、ロイ・オービスン、クリフ・リチャード、コニー・フランシス、サーチャーズ、ヴェンチャーズ
サーフィン・USA

産業ロックのこと。本来は、ポピュラー音楽の略で、ヴォーカルあるいは管弦楽器主体の大衆向け流行音楽のことを指す。フランク・シナトラ、バーブラ・ストライサンド等、古いものは「イージー・リスニング」とも呼ばれる。その多くは、作曲者・演奏者・歌唱者がそれぞれ別の人が担当している。現在は、電子楽器の打ち込みも主流になった。歌自体の質よりも歌っている人のルックスや性格、あるいはパフォーマンスを重視する傾向もみられる。概して、商業目的に生産された曲が多く、その時代のトレンドにあったものがレコード会社の意向によって作られていく。弊サイトでは特に「生産された」曲に関してのみ「ポップ」という用語を使うことにしている。「ロック」と「ポップ」は、それぞれ「作家性」と「大衆性」を意味するものであって、決して激しいものとおとなしいものとを区別するための言葉ではない。
代表ミュージシャン:ベイシティ・ローラーズ、モンキーズ、カーペンターズ、アバ、オリビア・ニュートン・ジョン、シンディ・ローパー、マイケル・ジャクソン、マドンナ、ホイットニー・ヒューストン、スパイス・ガールズ、バックストリート・ボーイズ

トップ・オブ・ザ・ワールド
ウエスタン・スタイルのシンガーが、鼻にかかった声で甘い歌を聴かせる、アメリカで最も売れるポピュラー音楽である。ドリー・パートンやガース・ブルックスの軽快なタッチの音楽がヒットする一方で、ジョニー・キャッシュやウィリー・ネルソンのような、自分の誇りと信念を持った硬派な詩人も存在し、アメリカだけで独自に進化を続けている。主なリード楽器は、エレキギター、フィドル(バイオリンのこと)、バンジョー、マンドリン、ピアノ、ハーモニカ。もともと「元祖ロックン・ロール」としての位置づけにあるカントリーだが、音楽が多様化してきた現在では、「ロックのひとつの表現手段」という意味で、膨張したロックのカテゴリーの中に呑み込まれてしまった感がある。
代表ミュージシャン:ハンク・ウィリアムズ、ジョニー・キャッシュ、ウィリー・ネルソン、ジョン・デンヴァー、ドリー・パートン、リーバ・マッキンタイア、ガース・ブルックス、シャナイア・トゥウェイン、ディキシー・チックス
Red Headed Stranger
リズム&ブルースの略。ブルースのリズムを強調し、大衆化した音楽で、ロックン・ロールの発展にも貢献。R&Bを基板にしてゴスペルの影響を受けて発展したのがソウル・ミュージックである。サム・クックやオーティス・レディングに代表されるソウル・ミュージックは、文字通り「音を楽しむ」ための音楽で、黒人差別などの黒人が抱える悩みを吹き飛ばすパワーに溢れていた。黒人のリズム感、声量の分厚さは白人には真似できず、音楽シーンに確固たる地位を確立する。現在はファンクやソウルなど、黒人音楽を総称して「R&B」と呼ぶ。スティーヴィー・ワンダーやダイアナ・ロスら、モータウン・サウンド出身のミュージシャンがより洗練されたブラック・コンテンポラリー音楽を発表し、R&Bはよりメッセージ性の強いアーティスティックな音楽になっていった。信条をリズムに乗せて語るヒップ・ホップなどの新ジャンルも派生した。
代表ミュージシャン:レイ・チャールズ、ジェームズ・ブラウン、リトル・リチャード、サム・クック、オーティス・レディング、アレサ・フランクリン、ティナ・ターナー、テンプテーションズ、スティーヴィー・ワンダー、マーヴィン・ゲイ、ダイアナ・ロス、ライオネル・リッチー
ホワッツ・ゴーイン・オン

黒人音楽のひとつだが、ソウルやジャズとは明らかにタイプが異なり、ロックに多大なる影響を与える。孤高かつストイックな音楽で、聴かせるためというよりも、自分の殻に閉じこもり、己の悲哀を高らかに歌い上げる自分史的な音楽である。歴史は古く、かつてはギター一本の渋い弾き語りが主流で、ロバート・ジョンソン、サン・ハウス、フレッド・マクダウェル、スキップ・ジェイムズといった名プレーヤーが現れ、独特のスライド・ギター奏法、フィンガー・ピッキング奏法が生みだされた。後にエレキ化し、ハーモニカ、ピアノ、ドラムなど、楽器も多様化。様々なタイプのブルースが生まれたが、そのパワフルで破壊力のある渋味のきいたサウンドは白人達から真似され、それがハード・ロックの流れに直結していった。数多くのロック・ギタリストたちのリスペクトを集める音楽である。
代表ミュージシャン:ロバート・ジョンソン、サン・ハウス、T・ボーン・ウォーカー、マディ・ウォーターズ、ジョン・リー・フッカー、B・B・キング、サニー・ボーイ・ウィリアムソン、ジュニア・ウェルズ、バディ・ガイ

エレクトリック・マッド