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70年代初頭まで、外国人ロック・ミュージシャンが日本でライブをやるなんぞ、珍しいことであったが、ディープ・パープルの「ライブ・イン・ジャパン」の成功がすべてを塗り替えた。「ライブ・イン・ジャパン」は日本のみ、日本のスタッフが独自に発表。これを聞いたディープ・パープル当人は、その音源のクオリティの高さに感嘆し、海外では「Made
In Japan」として発表された。「Made In Japan」の制作は外国人スタッフだが、日本人スタッフによる「ライブ・イン・ジャパン」の方が迫力は上だった。日本の録音技術の高さが広く認められる結果となり、以後、日本でライブをすることが、外国ミュージシャンにとって一種のトレンドとなった。
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